こんにちは。
みなみです。
前回の記事
自分のライフスタイル、収入に併せて「副業」がいいのか、「副業」がいいのか
考えるきっかけになったかと思います。
(前回記事の補足的な番外編なのでまだ読んでない方は、一度ススメ⑥を読んでみてください。)
あるね。初級者編から、上級者編まで、
中国に限った話で時は無いけど、
輸入品は品質の問題がつきまとってくるからその辺も紹介するよ。
【重要】海外との取引ついて理解しよう
①海外取引商品の返品のハードルは高い
海外からの輸入品は、簡単には返品できません。
※海外に送った製品を日本に戻す場合、日本から輸出した際の性質・形状に変化を加えられることなく再び輸入される場合は、
再輸入免税が適用され、関税及び輸入消費税が免除されます。
(関税定率法第14条第10号)と規定されております。
文章で書くと短いのですが、実際の処理はかなり時間がかかりますし、
中国側の税関は基本的に返品については、許可しない場合が多いです。
(再度、消費税と関税を払って無償で買い取りになるケースが多いです。)
②個人でも一般貿易での輸入は、税関発給コードを取得しましょう
税関発給コードは、メールでの申請で無料ですぐ取れるので取ってしまいましょう
ものすごく簡単なので上のURL確認ください。
メールするだけで1週間程度で番号が返信されます。
税関発給コードはなぜ取った方がいいの?
税関発給コードにより、誰が何を輸入したかの実績が、税関に記録されていきます。
中国せどりでは、いろいろな種類の製品を仕入れていると、税関で何か変なものを輸入しているんじゃないの?
と怪しまれて開梱検査(何が入っているか、正しく輸入できているかを確認、間違っている場合罰則あり)対象になるリスクがあります。
その時、税関発給コードで実績が蓄積されていれば、検査対象になりづらくなります。
(ならないわけではないですが。)
余計なイレギュラーな費用を出すのを、避ける為に無料で出来るのでぜひ登録しておきましょう。
(検査対象になると実際に税関に訪問して製品説明を求められたり、立ち合いでの検査となる可能性があります。
貿易業者に頼むとかなり費用かかるので気を付けましょう。)
※国際宅急便についても実績カウントになります。
③関税と消費税について理解しよう
(=関税とは、簡単には日本の会社を守る為に、あまりアジアから安い競合製品入ると大変なので、日本で売れづらくする為に、税金をとるというものです。)
※イタリアに旅行行くと水と変わらないんじゃないかくらいワインが安かったりしますよね。
ただ、日本で欧州ワインを買うとそこそこのお値段。19年2月から欧州と日本で関税撤廃されたので、ワインが安くなった気がしませんか?
関税ってだれが決めているの?
それは、税関という組織が決めています。
関税率は特に、変化しやすいので輸入前には都度税関HPを見るようにしましょう。
(税関URL:https://www.customs.go.jp/tariff/)
実行関税率表を参考に、探すのは大変なのでHSコードを確認しよう。
税関HPを見ると、実行関税率表というページがあると思います。
この表を見ると関税率がわかるのですが、
自分が輸入する製品がどれに該当するのかわからないですよね?
そんな時は、
※HSコードとは「商品の名称及び分類についての統一システム(
Harmonized Commodity Description Coding System)に関する国際条約(HS条約)」に基づいて定められた番号です。
簡単に言うと、「これって何?」というのを表す記号くらいで覚えてもらえるといいと思います。
例:0201牛肉、骨が無い状態の場合は、0201.30
HSコードを聞いたら、貿易会社に確認しよう
表で関税率確認したからもう余裕だね♪
相変わらず甘いね。落とし穴が潜んでいるよ。
HSコードの決定については最終的に税関がします。
(下図のようにHSコードで関税が変わるので注意。)
その為、きちんと日本側の税関に「HSコード」を提示して確認しましょう。
税関へのやり取りは貿易会社にお願いしましょう!(餅は餅屋です)
税関と直接やり取りする事も可能ですが、餅は餅屋ということで、貿易会社にお願いしましょう。
(税関からの返信はかなり時間かかる為)
但し、
(航空便の場合は、通関手続きを航空会社がやってくれるので楽ですが運賃がかなり高いです。)
みなみも自分で初めて知ったのですが基本的に法人のみの取り扱いが基本です。
(個人事業主の信用力は低いのを実感しました・・・)
そこで、初期のころに使っていた(今も使っていますが。)業者さんを紹介したいと思います。
フォワーダーエージェント株式会社様 http://forwarder-agent.com/index.html
会社概要ːNVOCC・物流・通関・倉庫各業者様、もしくはそれに従事されていた経験をお持ちの個人事業主様を主なターゲットとしているフォワーダー様です。
このブログを読めば基本的な貿易の知識も付くように致しますので、フォワーダーお困りの方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
(個人事業として取引を確約するものではありませんので、取引不可の場合は、DHL等の航空輸送会社に委託するか、取引先に、自宅までの配送条件で輸出してもらいましょう。)
※LCLとは、コンテナ輸送における小口貨物(Less than Container Load)のことで、
基本はFCLといってコンテナ単位でのゆそうとなります。
コンテナ単位に満たない場合、他の貨物と合わせて少量で荷物が運べてしまうんです。
(当たり前と思う方もいるかもしれませんが、定期便輸送でLCLを行う業者は意外と少なく、
同じ中国の中でも主要な港は網羅されているので、かなり航空便より費用を抑えて輸入できます。)
まとめ
今日は輸入の際のポイントを説明致しましたが、
少しこの後の説明が長くなるので、一旦この記事はここでくぎります。
番外編②が続きなのでそのまま続けてお読みいただければと思います。
それでは。
コメント
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