Amazon中国輸入OEMで商品リサーチで行き詰っている方。顧客ニーズ?競合??USP???となっている方、
実際に中国OEM歴7年のみなみが、2020年12月にリサーチした内容を大公開します。
改めてこんにちはみなみです。
最近は中国輸入代行会社を使った中国OEMについての記事が多いですが、
個人会社のメインは「クラウドファンディングを軸にした低リスクなネット販売ビジネス」をしています。
「クラウドファンディングの魅力とサラリーマン副業でやるべきと語っているシリーズの記事はこちら」
「これを見ればだれでもクラウドファンディングが出来る実践編はこちらから」
それではさっそくリサーチしていきましょう!
リサーチに必要なもの/サイトを紹介
・パソコン→可能であれば、Intel Corei5以上 メモリは8GB以上のものを用意しましょう。
仕入れːAlibaba,1688.com
販売先サイトːAmazon
拡張機能ːAliprice(Amazonの競合先の仕入先を探せる拡張機能)
アプリːXmind(マインドマップアプリːリサーチデータをまとめるよう)「Aliprice」のインストール方法・使い方はこちらの記事を!
セラースプライトːスタンダード会員 月98$(みなみの講師割引コード:QY1902を入力すると永久に月額30%OFFになるので忘れず入れてください。)
リサーチ開始!
セラースプライトのキーワードリサーチ機能で絞っていきます。
(商品リサーチ以外にも、OEM製品が始まった後の、検索キーワードや広告キーワードを調べるのにも必須ツールです)
《キーワードリサーチ機能 みなみの設定例》
時間:季節性商品を狙う場合はその季節の月に合わせる。それ以外はOEMの販売開始まで3-4か月掛かるので、商品リサーチしている月+3-4か月後の月を選びましょう。
月間検索数ː大体1500-50,000で固定しています。
※ちなみに一番アマゾンで検索数が多いのは、「bluetooth イヤホン」で月間6,117,951回検索されています。
平均価格ː2,000円₋6,000円 Amazonは手数料が販売額の13%かかる上、保管費用もかかる為2,000円以上で検索
(資金に余裕があれば、6,000円以上の高価格帯で勝負も有り)
クリック集中度ːAmazonで検索キーワードで出てくる上3商品に、全体の検索数と比較して集まっているかを見る指標。
→50%以上は独占市場になりつつ有り、強力な商品又はセラーがいる場合が多いので50以下に設定
PPC入札額ːアマゾンにキーワード広告を出す時の費用(20円台だと安く高いのだと100円を超える)価格が低い=広告出している人が少ない=競合が少ない
(都度ライバルのセラーによって変わるのですが、50円以下で設定)
※逆にクリック集中度が高くて、PPC入札額低い商品があれば広告を一気に打てば勝てる可能性も。
(キーワードリサーチは狙う商品によって設定値が全然違うのでいじってみると面白いです。)
この検索条件で出てきたキーワード「ガリレオ温度計」
リサーチ開始して目に留まったのが「ガリレオ温度計」。
キーワードを選定したら類似ワードも見ていきましょう
キーワードを選んだらセラースプライトの「動的キーワードマイニング」で類似語を確認
《テンポドロップ》
次は静的マイニングで検索!
結果を見ると「ガリレオ温度計 ストームグラス」,「ガリレオ温度計 インテリア」で検索されていますね。
但し、ボリュームを見るとそこまで多くないので、まだ「?」という感じです。
続いて「ストームグラス」「ペロカリエンテ」というブランドからストームグラスが新商品として出たことで火がついてい事が見れます。
続いて、「テンポドロップ」特にこれと言った印象はないのですが、他2つよりクリック集中度が高いのが気になりますね。
どんな製品なのか見てみましょう。
第1位から第3位までペロカリエンテが独占していました
ここで情報をまとめてみましょう!
《セラースプライトで検索したデータを読み解くと》
・ガリレオ温度計、ストームグラス、テンポドロップの3つを月間検索数が3万あり活気的な市場である。
・ストームグラス・テンポドロップは1社独占状態である。但しPPCは低い事から他の競合がいない?
・3つの商品は機能面(温度計として優れている)では無くインテリアとしての要素が強い。
・ガリレオ温度計の価格は2000円が上位、ストームグラスはペロカリエンテが4000円‐6000円で設定。
ここで戦略としては2つ
みなみは①のガリレオ温度計の方向で考えました。
《理由》
・ストームグラスも2000円台が主流だったかがブランドメーカーが4000-6000円の高価格帯で独占している事。
(魅せ方や商品ページは参考にすればガリレオ温度計でも同じような展開はできる?)
・単独での検索数が元々1万(ストームグラスは独占企業のファン層の検索が一定数いると予測。)市場としては3つで一番大きい。
・ストームグラスの競合のレビュー評価は高く、価格だけで巻き返すのは難しい
(価格的には向こうも値下げ余地は大きそう。)
これらはあくまで予測なので、どちらかに決めたらとりあえずリサーチ続行です!
ガリレオ温度計の市場をかっさらいに行こう!
リサーチはトライ&エラーなので、機械的にどんどん進めていきましょう!
競合製品の動向を知る!/発注最大数を決める!
まずは市場分析をもう少し詳しくします。
Amazonの検索で「ガリレオ温度計」と検索してセラースプライトの拡張機能を使います。
セラースプライトと契約すると、Amazonの画面に右下のマークが出ます。
「これをクリックするだけです。」
《セラースプライトの拡張機能をAmazonで使う事で分かる事》
・出店者・価格が一覧で分かる。
・直近30日当たりの販売個数、1年2か月前までの売上がトレンドとしてわかる。
・セラー数がわかる
この機能でリサーチ時間は大幅に短縮できるうえに、仕入れ数量の目安にもなります。
《仕入数量の目安》
・仕入数量はどんなに多くても上位5セラーの平均の製造納期分以下にする。(大体1.5か月₋2か月分)
→今回の場合上位5社の平均販売数は191個の為、大体380個以下にする。
・自分の許容額以下にする。
初心者でリスクを下げるなら、セラースプライトで平均販売数とASIN数が見れるのでその平均×2か月の量で調べる。
(今回の場合、ガリレオ温度計のキーワードの平均販売数は月874個 ASIN(商品数)は32商品=平均28個×2か月=56個)
安全率を見るなら56個 OEMでよさそうなデザインが特注だったり勝負にでるとしても380個以下のロットで交渉する!
競合製品を分析してみよう!レビューをチェック!
ガリレオ温度計で上位4商品を見るとレビュー平均が4.0-4.2とそこまで高くないので、
レビューをチェックしましょう!
・割れやヒビが入っているものがある。・浮き球の数量が違う・機能しない・ペットを飼っている家庭は転倒が危険なため置きづらいこれからわかるように、
・検品項目に浮き球の機能チェックを入れる
・梱包を簡易梱包OEM時に工夫する(緩衝材を入れる)
※まずは仕入先の梱包形態をチェック。
・倒れにくいデザインがあればペットがいる家庭にも訴求できる。
仕入先を探していきましょう!
Amazonの商品ページから「AliPrice」の拡張機能で探していきます!
Alipriceのインストールや設定の仕方、使い方はこちらを参考に!
Amazonの商品ページでこのマークをクリックです。
今回はAlibabade見ていきます!
Alibabaと1688.comの違いについてはこちらの記事を参照ください!
最低ロットが500個のメーカーばかりなので、ロット交渉苦戦しそうですね・・・
まずは会社名からメーカーっぽいところのTOPページに行きましょう。
メーカーっぽい会社名を探すにはこちらの記事を!
大体メーカーと思われる会社で絞った後は、創業年度の長いところをまず検索してみます。
今回も「創業15年」の会社があったので、TOPページを確認すると、
今回は有りましたね!
但し、貿易会社だったのでこの会社はいったん避けましょう!
メーカーが少ないので違うAmazonの商品ページから再度AliPriceしてみます。
このメーカーが良さそうなので調査してみます。
ガリレオ温度計を専門に扱っていそうですね!
会社概要を見てみましょう。
《会社概要でチェックしたポイント》
・メーカーの表記がある
・CE認証を取得している(ヨーロッパ向けの貨物が多い)
・ISO9001を取得しているため工場管理がしっかりしている。
ここからは以前紹介した通り、工場とは直接連絡を取っていきます。
(1688.comの場合はアリワンワンを使用しましょう。)
Alibabaは専用チャットがあるのでそこからWechatへ誘導して連絡してみます。
少ないロットだと100個からあるので交渉の余地はありそうです。
担当者と直接やり取りした結果は?
アリババには約48種類の商品が載っていますが、
カタログを見ると。
カタログに掲載している商品数はどのくらい多い?
これだけのバリュエーションが!ここから少ないロットで生産できるものを聞いて絞り込んでいきましょう!
Amazonにまだ載っていない製品デザインを選ぶのがよいです。
ここでさっきのレビューで見た転倒しにくいデザイン、割れる可能性が少ないデザインを担当にヒアリングして
聞いていきましょう!
ロット交渉の結果は?500個ロットが何個に?
・500個ロットの製品でも1.3倍の価格で、100個からであればOK
・生産中の商品であれば金額変わらず、50個以上からOKと回答を貰いました。
基本的に価格は値切る!ロットは交渉する!これが中国との商売の基本です。
※初回取引で値引きは心象悪いのでターゲット価格を伝えるか、時間数が増えたら値引きして欲しい旨を
伝えるくらいで、ロット交渉に専念しましょう!
結果いくら儲かる見込み?
結果この商品に決定しました。当時、スペイン向けに生産があったようで、100個で3.8$/個でOKとの事でした。
梱包方法も教えてもらい緩衝材についてもきちんと伝えたのでとりあえずOKです。
仕入商品が決まったらあとはラクマートにバトンタッチ!
商品が決まったらラクマートの担当者に連絡して、
これまでメーカーとやり取りしたスクショ等を送って経緯を説明します。
ラクマートは中国輸入代行会社なのですが、受け入れ検品、Amazonバーコード貼り、FBA倉庫までの輸送全てやってくれます。
詳しくはこちらの記事を!
梱包デザインは、ココナラで作成してもらいましょう!
こちらの記事をぜひ!
パッケージの印刷はメーカーにお願いしてみるか、
ラクマート担当者に相談してみましょう。
利益計算してみましょう!
《仕入原価計算》
製品単価ː3.8$×100個=380$×105円=399円
運送費ː概算ですが40,000円程度(51.5cm×41.5cm×35cm 3c/s)=400円/個
ラクマート手数料:19.95円/個+ラベル張り、有料検品(不良率にもよりますが。)概算50円
パッケージ費用ː100円
合計ː仕入原価968.95円
販売予定金額ː3000円
利益ː3000円‐968.95円₋Amazon運送費421円-Amazon販売手数料390円)=1220円(利益率ː40%)
※ここから広告費用・パッケージデザイン費用、保管費用がひかれます。
パッケージをこだわるならもう少し高めの設定でもよいかも?
軌道に乗って毎月150個ぺーズで売れれば、
183,000円毎月発注だけすれば入る基盤が出来てきます!
運送費など原価も下がってどんどん利益額は増えていきます!
まとめ
コンサルに迷っている人はまず、セラースプライト+Alipriceで商品リサーチをしてみよう!
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