クラウドファンディングに挑戦を考えている人、みなみの紹介したクラウドファンディング副業への挑戦を考えているけどそもそもどのくらいの市場規模があって、今後参入する事は有望なのかどうかについて解説していきます。
購入型クラウドファンディングの参入会社一覧
サービス名 | 実施方式 | 最大支援合計額 |
MAKUAKE | ALL-in or ALL or Nothing | 509,267,400円 |
GREEN FUNDING | ALL or Nothing | 164,781,493円 |
MACHI-YA | ALL-in or ALL or Nothing | 303,472,942円 |
CAMPFIRE | ALL-in or ALL or Nothing | 303,472,942円 |
READY FOR | ALL or Nothing | 298,679,000円 |
きびだんご | ALL or Nothing | 55,838,911円 |
主要なサービスでいうと大きく分けてこの6サービス、他にもCAMPFIRE傘下のサービスをありますが、プラットフォームをCAMPFIREのものを使っていることも有り同列とみなしていきます。
購入型の市場規模はいくら?大きいの?
既に会社一覧でもわかる通り一つのプロジェクトで5億円集めるものもあり市場規模の大きさが伺えます。
でもいくらくらいなのでしょう?
各社の募集応援額の総額を見てみましょう!
① MAKUAKE 146億6,400万円(2020年9月決算)
➁ GREEN FUNDING 非公開
③ MACHI-YA 非公開
④ CAMPFIRE 非公開
⑤ READY FOR 非公開
⑥ きびだんご 非公開
上場企業がMAKUAKEのみの為、公開されている情報が少ないのですが、2020年9月30日三菱UFJ銀行が「クラウドファンディング(購入型)の動向整理」というレポートを発行しています。
それによると、
市場規模は数千億円!!!?
出典ː株式会社マクアケ 2020年9月期決算説明資料より
㈱マクアケ決算資料を見ると
2020年の市場規模が数百億円になっています、みなみの計算した予想では456億円だったの近い数字の市場規模は既にあるという事がわかりますね。
それで2021年を見てみると!
Makuakeのデータからもっと購入型クラウドファンディング市場を研究しましょう!
2020年の掲載開始数は?
合計ː4631件となります。
1日当たり12.68件新しいプロジェクトが始まっています!
このうち約35%はリピート実行者による掲載開始なのでいかに購入型クラウドファンディングに旨味があるかがわかりますよね。
ちなみに、掲載数の増加率は、2020年1Q890件で2021年1Q1826件となっているので2.05倍になっています。
会員数は?これから掲載増えても売れていくの?
会員数は2020年1Q時が74万7000人 ⇛ 2021年1Qが139万1000人と1.86倍となっています。
まとめ 短期的にはコロナ禍の影響で一人当たりの購入額が増加!
Makuakeデータ | 増加率 |
市場規模 | 2.7倍 |
掲載数 | 2.05倍 |
会員数 | 1.86倍 |
このデータを見ると、ひとりあたりが購入している金額が上がっていることがわかります。
単純に掲載数と会員数でみると、実行者の増加の方が多く、供給過多になりそうなイメージです。
その為、最近ではテレビCMを積極的に各社売って会員数を上げようという戦略なのかなと考えられます。
購入型クラウドファンディングへの掲載のハードルは上がっていく?今が副業のチャンス!
先ほどのデータからわかる通り、実行者が会員数より高いペースで増えています。
但し、
・品質の悪さや
・納期遅延
等のの問題も購入型クラウドファンディングでは売り切りの形も多いので問題になってきています。
その為、
・品質管理の規制強化
・個人事業主や創業間もない会社は審査が厳しくなる?
・配送遅延に関する明確なルールの規定
こういった事が厳しくなっていくのではないでしょうか。
それまでにクラウドファンディング会社との関係構築を早めにしておくのが吉です。
海外のクラウドファンディング市場とは?
出典ː三菱UFJ銀行クラウドファンディング(購入型)の動向整理より
これは全部のクラウドファンディングの形式の市場規模となります。
海外市場も視野に入れれば数千億どころの市場では無い??
これまで海外へのBtoC市場は参入が中々難しく代理店任せだったのがクラウドファンディングを使えば直接日本から海外の消費者へと販売する事ができ、
現地法人設立などのテストマーケティングとしても使える上、クラウドファンディングだけでもかなりの売り上げを見込むことができます。
クラウドファンディングは乞食行為??
一部の寄付型ではどうみても乞食のプロジェクトがあるのでそういった事は淘汰されるべきだと思いますが、
購入型クラウドファンディングではそんな事はありません。
新商品の開発は多額の経費がかかります。アイデアがあってもお金が無ければ開発が進みません。
特にメーカーはつまらない事に予算内で新商品を考える事が多い為、似たような新商品が多くなってきます。
クラウドファンディングの場合はアイデアが先行する為新しいコンセプトや、本当に欲しい機能を持った商品が多く開発されています。
その為、
マスクを例に考えてみましょう!
売れる製品には多くの予算が付けるのでいろんな商品が生まれます。
マスクはコロナの影響で市場規模が一気にひろがり商品数が無数の数ほど増えましたよね??
ただ、コロナ禍前のマスク市場はどうだったでしょうか??
どれも似たような商品が多く一部の会社が独占的な市場でしたよね??
それが市場が広がると業界への参入者が増えて商品をバラエティーに富んできます。
独占的な市場へ参入するのはリスクが高い為、参入業者が少なく結果的に新商品はよくあるもので、
値段も安くはなりません。
ただクラウドファンディングの場合は、先にリスク確認ができる為、新市場への参入がしやすくなります。
その為、今まで独占してきた会社も値下げ戦略やより開発に力を注ぐようになったり市場が活性化していきます!
まとめ
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